ここでのインターネットビジネスとは情報教材のことです。
あなたは情報教材を買ったことはありますか?私は塾やコミュニティや本や動画など、少なくとも200万円以上は使いました。
情報教材の見えない落とし穴をお伝えします。
市場には一見、魅力的なノウハウが転がっています。
・仮想通貨で月に20万円を儲ける方法
・PPCアフィリエイトで月100万円稼ぐ方法
・SUというSNSでフォロワーを5000人にする方法
これらは昔あったもののすぐに廃れてしまい、現在は残っていません。
再現性がない理由
再現性がない理由は2つです。
・ノウハウ自体が詐欺
・仮にノウハウ自体に再現性があっても一過性のもの
どちらかであれば、お金と時間と労力のムダです。
また間違った知識でビジネスを進めるので非効率です。
詐欺師に騙されたノウハウを本物だと信じて、言い方はきついですが、「バカの一つ覚え」のようにムダなことを実践し続けている人もいます。
例えると、「この呪文を唱えると天才になれる」みたいなことです。
ノウハウ自体が詐欺
当たり前のことをノウハウに見せる手法
「100万円を一瞬で手元に手に入れる方法」
10年ほど前の昔、このような情報教材が出回りました。
このノウハウが3000円程度でヤフオクなどで出回っていたのですが、どのような方法だったと思いますか?
答えは、消費者金融で借りる方法を書いたものでした。
消費者金融でローンをするには、審査さえ通れば誰でも可能です。
ただし、嘘を書いていないので、訴えようがありません。
架空のでっち上げノウハウ
「ブログを毎日書き続けると、月100万円の売上が上がる」
コンサルティングしていたクライアントが入っていたコミュニティがありました。
毎日ブログを書いていれば、
・ブログの作り方も教えてくれない。
・書き方も教えてくれない。
・ブログからの動線も教えてくれない。
講師の顔を見たこともなく、チャットワークでひたすら書くことを励まし、精神論だけを伝えるコミュニティだったようです。
仮にノウハウ自体に再現性があっても一過性のもの
再現性があるものでも、一時的なブームで終わりがちです。
ノウハウ代を回収する程度だったり、費やした時間や労力が無駄になりがちです。
①焼畑農業のように土地を焼き尽くして効果がなくなる
一言でいうと「だまし討ち」のようなものです。
リアルなお店では、「閉店商法」といものがあります。
お店を閉めるという口実に、本日限り店のもの1000円というものです。
私も一度買ったことがあります。
この方法が知れ渡ってくると、二度とこの方法は通用しなくなります。
一時期、メルカリ転売で流行ったノウハウで、
「アマゾンで販売されているものをメルカリで転売する」というものがありました。
アマゾンで200円のものをメルカリで980円で売るような手法です。
しかし、消費者も馬鹿ではないので、この手法が知れ渡って、売れなくなってきました。
②プレイヤーやライバルの増加により効果が薄まる
一言でいうと、「バカの一つ覚え」です。
誰もがコピペのように真似する人が増えて目立たなくなることです。
国内のアマゾン転売では、「ヤマダ電機が仕入れられる」というノウハウが出回って、ヤマダ電機に転売屋が集中して、仕入れられなくなったり価格競争が起きたりしました。
また中国輸入のアマゾン転売でも同様です。
アマゾンで「売れているリスト」が出回って、出品者が増えて、売れなくなったり、価格競争が起きました。
ストアカでは、自己啓発やコーチングの分野でお客さんが取れるということで注目が集まりましたが、自己啓発やコーチングの分野で人が集まりすぎて、レッドオーシャンのライバルだらけで安値競争や予約が入らないようになってしまいました。
③サービス提供者が対策を打ってくる
例えば、突然の規約変更です。
メルカリでは、悪質なユーザを締め出しました。業者だと判断されると、同じ電話番号やスマホ機種で二度とアカウントを作られないように排除しました。
アマゾンでは、規約が突然変わりました。今まで売っても良かったものが、今日から販売禁止にして、売れないようにユーザの締め出しを行いました。
noteでは、ブログよりもSEOに効果があるということで注目を浴びました。悪質な情報教材屋が参入して、noteに情報教材を売りまくったのですが、最後には規約変更により、ユーザのアカウントを停止して、情報教材屋は締め出されたりしました。
何をやったらいいの?
このように
普遍的なものを長続きさせる
お店では続けることが信頼に続きます。
リアル店舗では、毎日お店を開けて、閉めるの繰り返しです。
ネットでも時間をかけて、続けることが信頼に繋がってきます。
最初から効果を見込めずに辞めてしまうのはもったいないです。
長く続ければ続けるほど信頼を構築できるからです。
ネット上での普遍的なものとしては、
歴史的に見たときに
①ホームページ
②メルマガ
③ブログ
です。